ホリ・ヒロシ プロフィール

ホリ・ヒロシ1958年1月1日神奈川県生まれ

幼い頃から人形を作り始め、青山学院在学中に「楊貴妃」が創作人形公募展に入選。翌年「福助猿」が日本創作人形協会で最優秀賞を受賞、本格的に人形作家の道に入る。等身大の人形を制作し、自らが遣い自らも舞う一人文楽『人形舞』の創始者でもある。

この舞台芸術『人形舞』により、1991年東京都民文化栄誉賞を最年少で受賞。
日本舞踊吾妻流名取。シドニー国際ビエンナーレ招聘の他、海外15カ国50都市での人形舞公演と人形、デザイン衣装の展示を行う。1987年着物文化賞受賞。舞台や映画の衣装を手掛け、着物デザイナーとしても活躍。1991年には、”日本の伝統美に現代感覚を取り入れ、独自の芸術分野を切り開いた”として、東京都民文化栄誉賞を最年少で受賞した。

ライフワークの源氏物語の人形作品や『人形舞』は、比叡山延暦寺根本中堂や国宝彦根城などで演じられ、後に篠田正浩監督により映像化され、2002年より京都の「宇治市源氏物語ミュージアム」にて常時上映されている。ホリ・ヒロシは、これまでに等身大の人形を200体以上制作している。また数多くの置き人形も制作している。

近年は、最先端の映像技術を用いた『人形舞』の演目や、デジタルアートの分野でも創作を始めている。

創作テーマの1つ 「うさぎ」の雛⼈形
等⾝⼤の⼈形を遣うホリ・ヒロシ